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頭皮ケアへの関心高まり、サロンに駆け込む人が急増

男性客獲得にも繋げられるヘッドスパ

h-01頭皮を健やかにし、頭部の緊張をほぐしてリラックスさせる「ヘッドスパ」が消費者に浸透して久しい。

オーガニックシャンプーなど粧材にこだわったヘッドスパや、セラピストの熟練した手技を看板にするものなど、店によって特徴もさまざま。女性はもちろんのこと、男性にも「頭がスッキリする」と人気で抵抗なくサロンに入る男性も多く、サロンにとっては、男性顧客獲得にも繋げられるメニューといえそうだ。

本シリーズ「ヘッドスパで集客!ヘッドスパの利用実態に迫る」では、エステサロン、スパ、リラクセーションサロンなどの総合情報サイト『ispot』(http://www.ispot.jp/)に掲載されている人気店舗のなかで、東京と大阪、各1店舗に取材。人気メニューや価格帯、どんなお客さまが利用しているのか、お客さまが何を求めているかをお伺いし、ヘッドスパの利用実態に迫っていく。

「ヘッドスパ」導入店舗に聞く

「body maintenance bloom」(大阪市浪速区)
まずお伺いしたのは、リンパマッサージ、育毛マッサージが人気の「body maintenance bloom」。ヘアサロンのシャンプー台で頭部のリンパマッサージを行うヘッドスパ『ユメ』は、首のコリ解消や顔のリフトアップにも効果があるという。

同店のオープンは2006年12月。開業当初、ヘッドスパはメニューになかったものの、髪や頭皮のトラブルに悩む人が多いと感じたために、スカルプケアをメニューとして提供できないかと考え、2年ほど前に導入したという。「リラクセーションにおいては、後頭部と鎖骨のリンパマッサージが特に重要です。ヘッドスパ ユメならば、スカルプケアに加えて頭部から全身のケアができると考え、メニューとして提供することにしました」と、オーナーの中澤佐季子氏は振り返る。

現在ヘッドスパを積極的に利用しているお客さまは、リラクセーション効果はもちろんのこと、やはり頭皮の健康や育毛に関心がある人が中心だという。女性でも年齢を重ねるにつれて薄毛に悩む人が増えており、ケアをしたいというニーズをしっかり捉えているといえそうだ。

特筆すべきは、ヘッドスパ利用者のうち、実に4割が男性客だという点だ。

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美容経済新聞

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