タカラベルモント社長 吉川氏が外務大臣表彰を受賞

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2018.08.2

編集部

理美容室、医療クリニックなど業務用設備機器や化粧品の製造販売を手掛けるタカラベルモント株式会社(大阪府大阪市)代表取締役会長兼社長の吉川秀隆氏がこのほど、個人として「日本と諸外国との相互理解の促進」の功績が評価され、平成30年度外務大臣表彰を受賞した。

吉川氏は、祖父の代より大阪・サンパウロ姉妹都市協会をサポートし続け、自身も1990年に理事に就任以降、精力的に関わってきた。同協会では毎年、短期の交換留学やポルトガル語スピーチコンテストなどの活動で、両市の相互理解と友好親善を図っている。

また、2006年に在大阪チリ共和国名誉領事に就任。2017年には、大阪商工会議所のチリ派遣団の共同団長として、経済視察を行うなど、就任以来、日本・チリ両国の経済・文化交流の促進に努めてきた。

2018年4月には、同社の海外での事業活動やCSR活動を評価される形で、公益財団法人大阪府国際交流財団(OFIX)の理事長に、民間企業経営者では初めて委託を受けて就任した。

このほか、会社経営の面ては、海外での事業を積極的に展開。近年は東南アジアに力を入れ、2018年にはベトナムの業務用頭髪化粧品ではNo.1のNAC社を買収し、ASEAN地域の美と健康のプロフェッショナルのサポートを展開している。

外務大臣表彰は,国際関係の様々な分野において、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている人の中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民に要請することを目的としている。

平成30年度の外務大臣表彰の対象者は計205個人、49団体。表彰式およびレセプションは、7月24日に飯倉公館において行われた。

参考リンク
タカラベルモント株式会社

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