太陽化学、2019年3月期1Qの売上高は前年同期比5.2%増

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2018.08.7

編集部

乳化剤など工業用途向け素材の製造販売を手掛ける太陽化学株式会社(三重県四日市市)は6日、2019年3月期第1四半期通期の売上高が前年同期比5.2%増の102億500万円、当期純利益が同22.6%増の8億3600万円となったと発表した。化粧品・トイレタリー用途の乳化剤、サプリメント用途の機能性食品素材の売上が増加した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品やトイレタリー業界向け乳化剤などが属するインターフェイスソリューション事業の売上高は前年同期比20.7%増の25億2900万円、営業利益は同29.7%増の5億400万円となった。

化粧品、トイレタリー用途は、国内市場および海外市場で大幅に増加し、飲料用途は国内市場が増加。一般食品用途は国内市場で前年並みに推移した結果、売上高は前年を上回った。

同社では、化粧品向け素材として、油相基剤やメラニンの生成抑制、保湿効果、抗酸化・消臭効果のある機能性素材のほか、新規毛髪改質剤「アプリコット核油ポリグリセリンエステルズ」などをラインナップしている。

2019年3月期通期の売上高は前期比6.0%増の410憶円、当期純利益は同0.6%増の26憶円となる見込み。

参考リンク
太陽化学株式会社

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