米コスメBenefit、米国の主要空港で自販機による化粧品販売開始

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2013.08.21

編集部

米化粧品メーカーのBenefit(ベネフィット)は、この秋から国内の空港で「ピンクのビンテージバス」というオリジナルデザインの大型インテリジェント自動販売機を導入して同社の人気コスメ製品を販売する。自販機導入を予定している空港はニューヨーク、ラスベガス、オースティンなど利用人口の高いアメリカ国内の25の空港で、出発前の若年層の出張者、旅行者をターゲットにする。

同社は「they’re real! mascara」(マスカラ)や「the POREfessional」(コンシーラー)など売れ筋アイテムのほか、各種トラベル用メイクアップキットを含む30品目の自動販売を計画している。自販機にはグラフィック・インターフェイスを装備するので顧客は購入ボタンを押す前に自由に製品をブラウジングすることが可能という。

「ピンクのビンテージバス」のシステムを構築したのは、米国のインテリジェント自販機開発のZoomSysmens社。同社はこれまでにアップル社、Best Buy社、プロアクティブ社などと提携し、最先端技術を駆使して自販機システムの開発をした実績がある。ベネフィットは、この新しい形態での小売店チャンネルを新設して業容の拡大に期待を膨らませる。

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