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アメリカで消えるタトゥーの人気急騰

米ロサンゼルスでボディーアートとして、革新的なデザインの消えるタトゥーの人気が急騰している。これまでの植物の染料を利用したヘナタトゥーとは異なり、金色や銀色のメタリック色を基調にしたシール形式の製品になる。H20_5__07798.1405531982.1280.1280

米国の主要都市では20%以上が刺青を入れているというデータ(2014年3月ハリスインターラクティブ調査結果)がある一方、刺青を入れた後に後悔する人も増えている。テンポラリーの消えるタトゥーは肌にも優しく、パーティシーズンに向けてこれから全米で需要が広がりそうだ。

消えるタトゥーの開発会社Flash Tatoosは現在、11種類のタトゥーシールを20ドル〜30ドルの価格で公式サイトでオンライン販売しているほか、ロサンゼルスのセレクトショップ「LF」、「Planet Blue」などの店頭で小売販売している。デザインのなかには、ブレスレットやネックレスとして装飾できるシールが含まれ、アクセサリーの一部として併用する利用方法など紹介している(写真参照)。同社のHPによると、使用している染料は無毒性としている。

ニューヨークを拠点に生活雑貨のデザイン販売を展開しているLULU DK社もタトゥー製品の販売を開始した。ラブストーリー、ブルー・ラグーンなど5種類の製品を公式サイトで、22ドルで発売している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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