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2014年国内化粧品市場は、全製品カテゴリーで前年度実績を上回る

株式会社矢野経済研究所(東京都中野区)はこのほど、化粧品市場に関する調査結果を発表した。2013年度の国内化粧品市場規模は前年度比101.3%の2兆3,200億円(ブランドメーカー出荷金額ベース)で2年連続で成長。すべての製品カテゴリーで伸長しているが、特に伸長が目立つ男性化粧品では、機能性を訴求した製品が好調の要因。
人口減少や少子高齢化で成熟した化粧品市場ではあるが、シニア層や男性をターゲットにした製品開発が需要拡大につながっている、としている。

製品カテゴリー別の市場動向では、男性化粧品:1,141億円(前年比104.2%)が目立つ。保湿やアンチエイジングを訴求した化粧水やクリーム、地肌ケアやスカルプケアを訴求したシャンプー・リンスが好調に推移したことが要因。
次いで、フレグランス市場:279億円(前年比102.2%)が伸長した。為替が円安基調で推移したこと、流通の安定化策で正規流通品が増えたこと、経済状況が上向きになったことで、高価格帯ブランドが好調に推移したため。
また、スキンケア市場:1兆710億円(前年比101.1%)は、オールインワンジェルや美容液などのスペシャルケア製品、メイクアップ市場:5,099億円(前年比101.7%)ではまつ毛ケア効果を訴求した美容液配合マスカラやBBクリーム、ヘアケア市場:4,247億円(前年比100.6%)ではオイル配合やオーガニックを訴求したブランドが市場拡大の要因としている。
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