世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

日本の漢方薬のイメージ、「安全性が高い」

logo一般社団法人 漢方産業化推進研究会(東京都千代田区)の平成27年度第1回研究会では、中国市場における漢方薬の参入に向けた基礎調査結果が報告された。それによると、日本の漢方薬の服用経験者は1割程度だったが、「安全性が高い」というイメージを持たれていることがわかった。

日本の漢方薬について、「現在、服用している」「服用したことがある」の割合は全体の1割程度にとどまり、「名前は知っているが、服用したことがない」が約半数程度となった。世代別で見ると、20代で「現在、服用している」「服用したことがある」と回答している割合が高く、14%を占めている。

購入先については、「中国の薬房(チェーン店および独立店)」の割合が高く、次いで「中国のインターネットショッピングサイト」「中国の中医薬店(老舗の薬局)」となっている。世代別では、20代では「中国の薬房」、30代では「中国の中医薬店」、40代では「日本の免税店」「日本の漢方専門薬局」が多く占めた。

日本漢方薬に対するイメージについては、「効果が期待できる」「安全性が高い」「副作用が少ない」の割合が高く、良質な製品という印象を与えている。世代別では30代で「効果が期待できる」「安全性が高い」の割合が高く、40代では「価格が高い」と感じている割合が高かった。また、地域別で見ると、華南地域で「効果が期待できる」という割合が高い。

こうした結果から、日本漢方薬の普及拡大には、「安全性」をキーワードにプロモーションしていくことが必要だと結論付けた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP