女性のライフスタイル 通っている美容室によって顕著な差

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2017.08.1

編集部

株式会社ネクスウェイ(東京都港区)は、首都圏の20歳~69歳の女性1200人を対象に「女性のライフスタイル」をテーマにしたインターネット調査を実施した。通っている「美容室」によって女性のライフスタイルにどういった違いがあるのかを調べた。

SNSの普及により個人が情報発信できる時代となり、消費者の求めるものもますます多様化してきている。こういった状況の中、今までのような性別や年代、年収などのデモグラフィック情報を活用したマーケティングだけではなく、価値観(サイコグラフィック情報)を深く理解したマーケティングを行うことが重要になってきている。

調査では、ハイエンドサロンとプチプラサロンに通う層を比較すると、年収などのデモグラフィック情報にも差があったが、それ以上に行動や価値観などに顕著な差が見られた

ハイエンドサロンに通う層はプチプラサロンに通う層に対し、平均世帯年収の差は1.4倍と顕著な差は見られないにも関わらず、「流行には敏感な方だ」という質問に対する回答の差は2.8倍

また、「美容」「ファッション」「本・雑誌」「外食」の月額投資額についても、いずれの回答も顕著に差が見られ、中でも「本・雑誌」への投資額の差は4.2倍に上り、ハイエンドサロンに通う層は年収の高低に関わらず、流行に敏感で“上質なモノ・コト”を求める傾向にある事がわかった。

これらの事から、性別、年代、年収といったデモグラフィック情報だけでなく、価値観などのサイコグラフィック情報を活用したマーケティングの重要性が高まっていることがわかる。

ハイエンドサロンに通う層の世帯年収が高い傾向はあるが、プチプラサロンに通う層の中にも世帯年収1,000万円以上の層が11.0%存在しており、単に年収が高いから価格帯の高い美容室に通っているというわけではない。

ブランド品の所有率は、靴がハイエンドサロンに通う層はプチプラサロンに通う層の3.4倍と一番差が見られる。また、カバンブランド品の所有率については、1.4倍と大きな差は見られなかったが、30万円以上の価格帯になると、ハイエンドサロンに通う層が21.3%、プチプラサロンに通う層が4.3%と差が大きく開いた。

参考リンク
株式会社ネクスウェイ

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