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訪日外国人客、大阪で化粧品を購入

公益財団法人大阪観光局(大阪府大阪市)が発表した「2017年度第3期関西国際空港外国人動向調査結果」によると、訪日外国人客の間では「大坂で買ったもの」として化粧品が全体の56%を占め、高い関心があることがわかった。

同調査は、大阪を訪問する外国人旅客の訪問先、消費動向などを詳細に調査することにより、今後のインバウンド旅客誘致戦略に活かすことを目的としている。調査期間は2017年11月30日~12月11日の12日間で、1236サンプルを回収できた。

同調査によると、日本の訪問地として大阪を選んだ客は89%と突出して高い人気を誇っている。次いで京都(60%)、奈良(28%)、東京(17%)などと続く。また、初めて大坂を訪問したという客が70%を占め、地域別に見ると中国、韓国、フィリピン、マレーシア、タイ、インドネシアなどアジア圏からの客が多い。また、6回以上訪問していると回答した客は、アジア圏では台湾13%、香港17%とこの2地域が唯一2桁を記録した。

「大坂で体験したこと」で多いのは買い物(916人)と食事(同)。美容(エステ・美容室・ネイル)と回答した客は27人だった。「大坂で買ったもの」については、お菓子64%、洋服・靴・バック60%、化粧品56%などとなり、化粧品は上位3位にあることがわかった。

政府は2020年までに4000万人の訪日外客を目指している。2018年もインバウンド需要は続くとみられ、引き続き大阪で化粧品を購入する傾向は続くとみられる。

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