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ピエール ファーブル ジャポン、2018年に店頭売上100憶円目指す

南仏ラングドック地方のアベンヌ村に湧き出す温泉水をベースにしたスキンケアブランドを展開する株式会社ピエール ファーブル ジャポン(東京都港区)は5日、都内で開催した「アベンヌ 2018AW 新作スキンケア」発表会において、「2018年は国内店頭売り上げ100憶円を目指したい」(代表取締役社長の牧野美則氏)との意気込みを示した。

フランスに本部を構えるピエール ファーブルは、創業者である薬剤師のピエール ファーブル氏が、アベンヌ村の温泉水に着目してデルモコスメティック(皮膚科学化粧品)を立ち上げた企業で、この分野においてはヨーロッパにおいて第1位のポジションを築いている。現在でも、アベンヌ村では毎時70トンの温泉水が品質を変えずに湧き出ているという。

ピエール ファーブルは全世界100以上の国・地域でデルモコスメティックを販売しており、店頭売上高1500憶円に上る。日本国内の店頭売上高は2012年の70憶円超から右肩上がりに増加しており、2017年には100憶円の大台の一歩手前まで達している。

洗顔後の毎日のお手入れに最適なスプレータイプの化粧水『アベンヌ ウォーター』は、2017年時点で250万本の出荷実績を誇る。近年はマチュア世代だけでなく、「10~20代の若い世代が使うようになってきた」(牧野氏)といい、SNSを通じて認知度が向上している格好。

保湿ジェルクリームの『アベンヌ ミルキージェル』については、フランス本部と日本が共同で開発したもので、2015年の販売開始から3年後には累計出荷数が100万個を突破。「当初思い描いた通りに幅広く受け入れられている」(牧野氏)という。今回、これを40代以上の世代のエイジングケア向けとして『アベンヌ ミルキージェル エンリッチ』(50ml)を新たに開発した。

このほか、小じわを目立たなくする目元用クリーム『アベンヌ フィジオLF アイ』(15g)、保水クリーム『アベンヌ イドランス クリーム』(38g)、高保水美容液『アベンヌ イドランス セラム インテンス』(30ml)も含めて、9月21日に販売開始する予定。これらの売上も見込んで、2018年は国内店頭売上100憶円の大台突破を見込んでいる。

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