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アメリカの35〜44歳の成人3割に飲酒問題あり?

アメリカのジェネレーションX、ミレニアル世代の間でアルコール飲料の摂取回数と摂取量が増加傾向にあるようだ。米オステオパシー協会(AOA)は、このほど、アルコール飲料の摂取について調査した結果、35〜44歳の米国成人の3分の1(33%)が飲酒問題を抱えており、健康への過小評価をしないようにと警告した。

AOAは、米世論調査会社ハリスポールに委託して、2019年3月25〜27日、21歳以上のアメリカ成人1969人を対象にオンライン調査を実施した。調査対象者の中、1183人は週に一回以上はアルコール飲料を摂取すると回答した。

35〜44歳の成人の9%は、すでに仕事のキャリア、教育、人間関係に悪影響を及ぼしているにもかかわらず、飲酒を続けていることが明らかになった。

飲酒量についての調査では、2時間以内で女性は4杯以上、男性は5杯以上アルコール飲料を摂取する傾向があることも分かった。この傾向は35〜44歳の成人の7%、45〜54歳の成人の10%の典型的な飲酒パターンになっているという。懸念のある人および近人に該当する人がいる場合は、カウンセリングや依存症サービスについて専門医に相談するよう呼びかけている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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