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米美容サロン協会、サロン利用者のコロナ感染率を公表

アメリカアリゾナ州を拠点にする美容協会Professional Beauty Associationは1月28日、ヘアサロンやビューティースパで利用者が新型コロナウイルスに感染する比率が低いという調査結果を発表した。

同協会に加盟する2,532の店舗には19,392のライセンスを受けた美容専門家が存在し、200万人以上の利用者にパンデミックの中、美容サービスを提供した。200万人以上の利用者のうち、サロンを訪れてから14日以内にコビット-19の検査で陽性と報告されたのはわずか0.07%だった。米美容協会は、今回の調査結果はサロンおよびスパは安全に営業を続けることができることを示唆し、利用者への安全性と信頼を高めたいとしている。

全米のサロンとスパは、コロナの感染拡大を防ぐために、厳格なプロトコルを取ってきたという。利用者とスタイリスト両方の消毒の強化、利用者の体温チェック、チェックインと支払いの手順の変更、ワークスペースの改造、ソーシャルディスタンス、飲み物や雑誌の提供廃止など徹底している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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