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アマゾンUK、ロンドンでARヘアサロン開設

アマゾンUKは、 ロンドン市街地東部に新しいヘアサロンAmazon Salonを開設したと、このほど、発表した。新しいヘアサロンは、顧客に拡張現実(AR)技術を使用してさまざまな仮想ヘアカラーやスタイリングを提供する。サロンはアマゾンの社員の試験利用期間を経て、5月中に一般利用者の予約を開始する計画。

Amazon Salonは、スピタルフィールズのブラッシュフィールドストリートに2フロアで総面積1500平方フィート以上を有する。ロンドンを拠点にヘアサロンを展開する Neville Hair&Beautyの経営者とスタイリストがスタイリングを担当し、実際にカットアンドブロードライ、フルヘッドハイライト、テクスチャライザートリートメント、ブレードなど大人と子供向けの幅広いヘアケアサービスを提供する。

最新のテクノロジーを紹介するコーナーでは、ARヘアコンサルテーションのほか、Fireタブレットでエンターテインメントを提供する。また、専用のクリエイティブエリアでは、新しいヘアスタイルの撮影が可能となる。ポイント・アンド・ラーン・テクノロジーの活用により、店内で展示されているヘアケア商品をポイントするだけで、その商品およびブランドに関する情報が端末で紹介される。

商品注文はすべてQRコードで行う。興味のある商品を注文するには、顧客は展示棚にあるQRコードをスキャンして、Amazon.co.ukの商品詳細ページにアクセスして購入し、自宅に直接配達する。

アマゾンの英カントリーマネージャーであるジョン・バンフリー氏は、 「このユニークなサロンは、私たちを顧客に一歩近づけ、業界と協力して新しいテクノロジーをテストできる場所になるでしょう」などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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