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花王、米ブルームバーグ社の「男女平等指数」に5年連続で選定

花王株式会社(東京都中央区/代表取締役社長執行役員:長谷部佳宏)は、1日、ジェンダーに関する情報開示と男女平等への取り組みに優れた企業が選出される、ブルームバーグ社の「男女平等指数」に選定されたと発表した。2019年より5年連続での選ばれた。2023年は世界45カ国・地域から484社が選定されている。

ブルームバーグ社の「男女平等指数」は、標準化された時価総額加重平均株価指数で、公開会社のジェンダーに関する情報開示の取り組みを把握するために開発された。この指標は、5つの項目(リーダーシップと人材確保、同一賃金と賃金のジェンダー平等、インクルーシブな文化、セクシュアルハラスメントに関する方針、社外向けブランド)からジェンダー平等を評価する。今回の選定では、花王は「セクシュアルハラスメントに関する方針」において、特に高い評価を獲得した。

花王グループは、中期経営計画「K25」の方針のひとつに「社員活力の最大化」を掲げ、各種人財開発施策と環境整備を進めている。そのひとつであるDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)推進では、女性を含めた多様な人財一人ひとりが働きやすい環境の中で定着し、公正に機会を得るために必要な支援を行なっている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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