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通販化粧品、選ぶ基準は「効果・効能」と「価格」のバランス

20151218-455bec6722eed2c4da977fb9df74a8c0株式会社美容経済新聞社(東京都港区) 産業調査部は18日、『DIY型インターネットリサーチツール(GMO Market Observer)』を活用した「通販化粧品」に関するインターネット調査を実施した結果、認知度・使用率共に第一位は「DHC」となり、選ぶ基準は「効果・効能」と「価格」のバランスが重要ということが明らかになったと発表した。

同調査は、GMOリサーチ株式会社の協力のもと、全国の18~69歳の女性1001人を対象に実施したもの。

今回の調査では、「通販化粧品の名前で思い浮かぶもの(5つ)」という質問に対し、上位3ブランドは「DHC」:45.4%、「ファンケル」:33.7%、「オルビス」:30.9%だった。「このブランドを知っているか?」との質問には、「DHC」:82.9%、「ドクターシーラボ」:75.8%、「ファンケル」:75.5%、「ドモホルンリンクル」:73.1%、「オルビス」:64.5%と、テレビCMやインターネット広告を展開しているブランドが目立った。

「通販化粧品を選ぶ時に重視すること」の質問には、「効果・効能」:68.4%、「価格」:51.9%の2項目が突出する結果となり、商品のパフォーマンスは重要だが、毎日使うものなので高すぎず適度な価格と、コストパフォーマンスのバランスを重視していると考えられる。

20151218-3a8caf94bd8d8681a95d38cc7d9a48e8通販化粧品の購入経験率は60.4%、非購入経験率は39.6%。インターネットを使い慣れている人でも約4割が化粧品を購入したことがないのは、「通販という買い物形態」が嫌なのか、「化粧品」だから嫌なのか阻害要因が把握できれば、その要因を取り除く新たな施策を模索することで需要喚起につながると推察される。

同社では、今回の調査データをもとに、更なる分析をすすめる予定だ。

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