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ドクターシーラボ、今期2度目の下方修正 主力化粧品が苦戦

ドクターシーラボは6月10日、2013年7月期連結業績予想の下方修正を発表。売上高を385億円から350億円(前期比10.4%減)、営業利益を97億円から75億円(同16.3%減)、純利益を60億5,000万円から47億5,000万円(同5.7%減)に見直した。今期業績予想の下方修正は2度目。高級化粧品シリーズ「アクアコラーゲンゲル」の主力商品「エンリッチリフトEX」の販売苦戦が主因。年間配当予想も9,000円から8,000円(前期実績7,900円)に引き下げた。

第3四半期(12年8月~13年4月)連結決算は、売上高241億400万円(前年同期比10.9%減)、営業利益48億5,900万円(同15.9%減)、純利益31億2700万円(同9.3%減)となった。健康食品事業が20.8%増収と好調な半面、主力事業の化粧品販売の12.6%減収が響いた。

第3四半期までは全ての販路で売上げが減少した。全体の約7割を占める通信販売は、2月の新規顧客獲得キャンペーンも実らず6.6%減。次いで規模の大きい対面販売も客数が伸びず14%減と苦戦した。卸売販売も、健康食品がQVCルートで好調だったが、化粧品は主力販路のGMS(総合スーパー)、バラエティストアで、定番商品「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」が伸び悩んだ影響が大きく、売上高は、前年同期と比較して2割以上下回った。店頭での競争激化に加え、新規販路の開拓の遅れも響いた。

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