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アメリカで「On the Go」スキンケアへの関心が高まる

スポーツジムや通勤中に使うかどうかに関わらず、アメリカ市場では「On the go(移動、携帯用)」に便利なフォーマットのスキンケアへの関心が高まっているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルが1月22日にリリースしたリサーチ結果によると、米国の女性が試してみたいスキンケアは、角質除去ワイプが最も高く、調査対象者の81%が関心を示した。次いで、洗い流さないフェイシャルクレンザー(69%)、スティック状のサンスクリーン(68%)と利便性を求める声が高いことが示された。

スキンケアのルーチンになると、消費者は品質重視で、そのためには高付加な支出を惜まないという調査結果も明らかになった。調査対象者の3割はアプリケータを内蔵した製品、複数の製品パック、詰め替え可能な製品を購入すると回答した。

スキンケア製品を選ぶ際の重要項目は、簡単な使用方法(58%)と短い成分リスト(53%)とシンプル性が追求されているようだ。特に55歳以上の女性で簡易性の優先率が高かった。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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