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植物ベースのタンパク質を食べる理由のトップは「風味」

アメリカではフレキシビリティー、ベジタリアン、ビーガンなど植物ベースの食生活が消費者に浸透しており、食材を選ぶ理由はさまざまなようだ。グローバル調査会社ミンテルは、 植物由来のタンパク質を食べる米国の成人を対象にアンケート調査を実施しその結果を2月15日、発表した。これによると、 植物由来のタンパク質を食べる理由の第一位は、テイスト(風味)で52%の回答者が理由に選んだ。健康(39%)、環境(13%)、動物保護(11%)、菜食主義(10%)という回答が続いた。

同社は 、インターネットユーザーで、植物ベースのタンパク質を食べる18歳以上のアメリカ人、1876人を対象に調査した。

調査対象者の46%は動物性タンパク質より植物ベースのタンパク質が優れていると考えており、76%の回答者は植物由来の食品はヘルシーだと考えている結果も明らかにした。実際に食品を購入する際の決め手になるのは、風味(65%)で、人工成分の無使用(41%)、高タンパク質(35%)、高繊維(28%)、遺伝子組み換えでない(28%)と関心度が高かった。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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