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井筒屋の決算、地方都市の店舗でも化粧品などは堅調

株式会社井筒屋(福岡県北九州市)は10日、2018年2月期通期の売上高が前期比1.7%減の783億400万円、当期純利益が同11.1%増の6億7500万円となったと発表した。訪日外国人観光客の増加と高額品消費が下支えとなり、個人消費が厳しい地方都市の店舗でも化粧品などは堅調だった。

化粧品関連の動向を見ると、2月に本館1階の化粧品コーナーに『M.A.C(マック)』をオープンし、人気ブランドを導入。また、黒崎店においては、昨年9月に2階の婦人雑貨フロアにオーガニック化粧品ショップ『エクラナチュレ』、インポート婦人服『Mコレクション』を新たにオープンするなど、新規顧客の獲得に努めてきた。

また、今後も需要拡大が予想されるインバウンドについては、臨時免税カウンターの設置や通訳スタッフの増員など運営体制を強化し、訪日外国人観光客の利便性向上を図っていく考え。

2019年2月期通期の売上高は前期比0.1%増の784億円、当期純利益は同70.4%減の2億円なる見込みだ。

地方都市においては、個人消費に力強さがなく、総じて厳しい商況となっている。10日、2009年9月に開店した飯塚・井筒屋サロンの閉店を決定した。同店舗は、「飯塚井筒屋」閉店後の後継小型店舗として営業を続けてきたが、商圏内の消費環境が不透明な状況にある中、将来の業績好転の見通しは厳しく、店舗建物の維持・管理コストの増加も見込まれることから、閉店することを決めた。

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