画像探索アプリのPinterest (運営：ピンタレスト／米サンフランシスコ）は8月19日、包括的なビューティー検索の拡充機能として、ヘアパターン検索を導入すると発表した。

この機能は、Pinterestユーザーのさまざまなタイプの髪に合うヘアスタイルのアイデアを検索してもらうために開発されたテクノロジーだ。

具体的には、同アプリプラットフォームの5億点を超える画像から、ヘアパターンの画像を検出し、コンピュータービジョンを活用したオブジェクト検出を行う。

これによりプロテクティブ、スパイラル、カーリー、ウェーブ、ストレート、スキンヘッドの6種類のヘアパターン別ヘアスタイル検索が可能になる。

なお、この機能は、Pinterest の包括的なプロダクト機能として2018年に導入された肌色選択機能に基づいている。

海外製アプリではあるが、BIPOC （黒人、先住民、有色人種）のクリエイターやユーザーと協力して、プロダクトの開発と設計を行ってきており、黒人、褐色人種、ラテン系のPinterestユーザーにとくに配慮したものになっている。

この新機能について同社インクルーシブ・プロダクト担当責任者のAnnie Ta氏は「この機能の導入により、テクノロジーの社会貢献への活用を実現し、人種に関係なくあらゆる人がPinterestで簡単にヘアスタイルのアイデアを探せるようになることを願っています」とその開発の理由を語った。