シワ改善のマイクロ二ードルパッチ2種で効果確認
2014.01.31
編集部
シワ改善のための新たな化粧品パッチの評価研究が、1月19日に「International Journal of Cosmetic Science」オンライン版で発表された。
24人の韓国人女性を対象に12週間にわたって行われた今回の実験は、アスコルビン酸とレチノール レチノを配合した市販の溶解マイクロニードルパッチのシワ改善と安全性を評価を目的に行われた。参加者はアスコルビン酸配合パッチ群とレチノール レチノ配合パッチ群の2つに分かれ、その効果をVisiometer SV 600を使用して比較。両群ともに有効なシワ改善効果が確認された。
マイクロニードル はマイクロメートルサイズの微小針が皮膚に直接触れることにより角質層に微小の孔をあけ、物質の肌への浸透効率をあげる技術。1976年にはその概念が報告されていたが、製造技術の難しさと費用対効果の観点から開発は停滞していた。1990年代になって製造技術の進歩により生産が容易になり、化粧品、医薬品としての実用化がはじまっている。