2014年のASEAN主要5カ国の化粧品市場は前年比106.3%

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2015.09.29

編集部

8fff2bc092株式会社矢野経済研究所(東京都中野区)は、ASEAN主要5カ国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア)の化粧品市場の調査を実施した。その結果、2014年のASEAN主要5カ国の化粧品市場規模は前年比106.3%の1兆490億1,700万円となった。今後も国民の所得増加を背景に、市場は拡大基調を予測するも、競争環境は激化すると見ている。

調査対象となる化粧品は、スキンケア化粧品(化粧水、乳液、モイスチャークリーム等)、メイクアップ化粧品(ファンデーション、口紅、アイブロウ等)、ヘアケア化粧品(シャンプー、リンス、スタイリング剤等)、フレグランス化粧品(オーデコロン、香水等)で、市場規模は各国の小売金額ベースの市場規模を円換算にて算出した。

国別に見ると、2014年のインドネシアの化粧品市場規模は前年比111.3%の2,995億円、タイの化粧 品市場規模は同105.4%の3,629億5,000万円、フィリピンの化粧品市場規模は同102.0%の2,160億4,700万円、ベトナムの化粧品市場規模は同111.0%の650億1,000万円、マレーシアの化粧品市場規模は同102.8%の1,055億1,000万円だった。

参考リンク
ASEAN主要5カ国化粧品市場に関する調査結果 2015

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