ヒアルロン酸使用軟組織注入材 厚労省の承認取得 アラガン

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2016.09.14

編集部

アラガン・ジャパン株式会社(東京都渋谷区)は、このほどヒアルロン酸使用軟組織注入材「ジュビダームビスタ(R) ボリューマ XC」(医療機器承認番号:22800BZX00338000)について、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表した。

新製品は成人における中顔面、下顎部、こめかみの減少したボリュームを増大することを使用目的としたもの。販売時期は今後決定する。

アラガン・ジャパンは、2014年3月に日本で初めて厚生労働省よりヒアルロン酸使用軟組織注入材の製造販売承認を取得して以降、「ジュビダームビスタ(R)」HYLACROSS(TM)(ハイラクロス)シリーズとして4種類のヒアルロン酸使用軟組織注入材を販売してきた。

新に承認を取得した「ジュビダームビスタボリューマ XC」は従来のHYLACROSSシリーズとは異なり、「VYCROSS(R)(バイクロス)シリーズ」として日本で初めて製造販売承認を取得したもの。

従来の製品は、顔のしわや溝の修正を目的としているが、新製品は頬(ほお)・顎(あご)・こめかみのボリューム減少(へこみ・くぼみ)を補充し改善することが期待でき、フェイスラインを整え若々しい印象を目指す新しい治療が可能となる。

同製品は、世界では米国、欧州、カナダ、オーストラリアを始め97ヵ国において既に承認され広く使用されており、日本でも顔の悩みに対する治療の選択肢が増えることになる。

アラガン・ジャパンは、アイケア、神経科、皮膚科、美容医療、形成外科、乳腺外科、泌尿器科、消化器科、婦人科など多岐に渡る領域で有力製品を抱えるグローバルヘルスケア・カンパニーの日本法人。

アラガンは、設立から60年余にわたり、世界100ヶ国以上で最先端の医療を提供している。日本では現在、美容医療領域、並びに乳がんの患者のための乳房再建の分野に特化して厚生労働省から製造販売承認を取得した製品を販売している。

美容医療の分野においては、ボトックスビスタ(R)をはじめ、ヒアルロン酸使用軟組織注入材「ジュビダームビスタ(R)」シリーズや、まつ毛貧毛症治療薬「グラッシュビスタ(R)」など、各領域において日本初の製造販売承認を取得した製品を提供しており、安心して受けられる美容医療の普及に努めるとともに、「自分らしくありたい」と願う人を応援している。

参考リンク
アラガン・ジャパン株式会社

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