永谷園、薬日本堂監修「くらしの和漢」シリーズを新発売

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2017.07.5

編集部

株式会社永谷園(東京都港区)は5日、薬日本堂監修で和漢素材を配合した食品シリーズ「くらしの和漢」シリーズを立ち上げ、8月28日から全国販売を開始すると発表した。併せて、既存シリーズの「冷え知らず」さんシリーズをリニューアル販売するとともに、「『冷え知らず』さんの飲む生姜」を再発売することも発表した。

同社は昨年から健康分野に舵を切った商品開発に注力。「健康もおいしく」「簡便の提供」「シリーズでの展開」の3点を開発方針に掲げて、“未病”(病気になる前の軽微な予兆が見られる状態)をキーワードにした健康サポート商品の開発に取り組んできた。あくまで「サプリメントではなく、3度の食事の中に取り入れられる食品」(健康食品営業部長の大隅聖子氏)にこだわった。

「くらしの和漢」シリーズについては、薬日本堂と考えた、毎日忙しく生活する人の体をいたわるインスタント和漢食というコンセプトで、何となく体に違和感を感じている健康意識の高い30~60代の男女をターゲットにしている。

「くらしの和漢」シリーズは、東洋の健康思想に基づいた和漢素材を配合しており、「薬日本堂からは、理論や素材選定、素材をどのくらい使うか、どの素材を組み合わせるかなどを教わり、商品作りに役立てた」(健康食品営業部販売課長の志茂淳史氏)。品質のポイントとしては、控えめな塩味、化学調味料不使用、ちょっとした和漢素材らしい風味といった点が挙げられる。

具体的には、レトルト粥、スティックスープ・味噌汁、ガラスープの素(だしの素)の3カテゴリー(6品目)をラインナップ。例えば、「鶏粥」(220g、税抜230円)はハトムギ、ウイキョウ、高麗人参、サンザシ、生姜を配合しており、「カラダを労わりたい時に」飲むことを勧めている。「ほうれん草のクリーミースープ」(7.9g×7本入、税抜350円)はナツメ、ケイヒ、サンザシを配合したもので、「朝から元気な毎日を」送りたい人のためのスープとなっている。

一方、「冷え知らず」さんシリーズについては、既存のテーマ「冷えは女性の大敵」に加えて、より健康を意識した栄養機能食品などの健康要素を盛り込んで新しくラインナップ。女性に最も不足しがちの鉄をはじめ、生姜、和漢素材を取り入れているのが特徴だ。

例えば、「生姜はちみつレモンティー」(12.4g×7本、税抜350円)はなつめエキスや龍眼エキスなども配合しており、はちみつのまろやかな甘さと、レモンの爽やかな酸味に生姜がほんのりと香る。この他、「生姜ゆず茶」(14g×7本、同)や「生姜チャイ」(11.6g×7本、同)などもある。いずれも8月より販売を開始する。

また、「『冷え知らず』さんの飲む生姜」については、プレーンと黒糖の2種類を7月中旬から通販先行で再発売。お湯や炭酸水、牛乳などで割って楽しめる他、ドレッシングなどにも使うことができる。価格は1本200ml税抜1000円。

参考リンク
株式会社永谷園

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