バルクオム、第三者割当増資等で3億円の資金を調達

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2017.11.13

編集部

男性化粧品専門ベンチャーの株式会社バルクオム(東京都渋谷区、代表取締役 野口卓也氏)は、総額3億円超にのぼる資金を調達した。9名の個人投資家を引受先とした第三者割当増資及び金融機関からの借り入れで、資金調達を実現した。9人の個人引受先の中には、サティス製薬山崎智士社長などが含まれている。
調達した資金3億円は、バルクオムブランド化粧品のマーケティングや製品開発を強化するとともに、海外展開を加速するなどに活用する。

同社は、2013年に創業し2017年5月に法人化した。今年10月からTSUMO・JP株式会社(東京都港区)から事業承継して公式オンラインストアのほか、全国500店舗以上の小売店・ヘアサロン等にて男性化粧品の販売を行っている。
今度、男性化粧品ベンチャーが3億円にのぼる資金を調達したのは、極めて珍しいケース。それもベンチャーキャピタル(VC)が投資にからんでいないことも投資案件として珍しい事例といえる。

個人投資家9人がバルクオムに投資判断した背景には、バルクオムが化粧品の販売で実績があることや調達した資金を事業の拡大に使用するなど、先行投資に資金を充当することを評価したものとみられる。

すでに同社は、台湾などに進出し今後、さらに国際化に拍車をかける計画だが、世界市場で男性化粧品の雄になれるかどうか、新進ベンチャーの活躍に期待が高まる。

参考リンク
株式会社バルクオム

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