アルテ サロンHD、2017年12月期通期の当期純利益は17.7%増

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2018.02.9

編集部

株式会社アルテ サロン ホールディングス(神奈川県横浜市)は9日、都内で決算説明会を開き、2017年12月期通期の売上高が前期比3.3%増の75億円6700万円、当期純利益が同17.7%増の2億4900万円となったと発表した。「計画を上回ることができた。過去5年間で最も良い成績」(専務取締役の石山一氏)と胸を張った。

主要子会社のチェーン業績を見ると、株式会社アッシュ(Ash)の売上高が前期比3.0%増の98億6200万円、株式会社ニューヨーク・ニューヨーク(NYNY)が同2.6%増の24億8800万円、株式会社スタイルデザイナー(SD)が同4.0%減の39億5700万円、直営のチョキペタ(CP)が同57.4%増の6億4900万円となった。

Ashは、7店舗新たに出店したことや既存店の売上が「1.5%増加した」(石山氏)ことなどから、高い成長率を達成した。NYNYも既存店が好調に推移するなどした。ただ、SDが振るわなかったことについては、「採用が厳しいため営業を維持できない」(同氏)ことが背景にあり、今後も店舗数の減少は続くと見ている。

今回、全体として好業績を達成した理由としては、「景気が安定したこと、AshやNYNYでSNSを使った販促効果が出たこと、CPの一定の存在感が出たこと」(石山氏)を挙げた。

2018年12月期については、「引き続き積極的に出店していく」(石山氏)姿勢を明確にし、新規に23店舗出店する計画。また、カットカラー専門のCPを「収益の柱に育てていく」(同氏)考えで、新たに12店舗出店し、同年12月末で計39店舗を目指す。

2018年12月期通期の売上高は前期比3.7%増の78億5000万円、当期純利益は同8.3%増の2億7000万円を見込んでいる。

参考リンク
株式会社アルテ サロン ホールディングス

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