コーセー、新規スキンケア浸透製剤「イオン化カプセル」を開発

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2018.05.25

編集部

株式会社コーセー(東京都中央区)は24日、肌とスキンケア製剤のもつ「電気的親和性」に着目した研究の知見を具現化し、肌への吸着性に優れた浸透製剤「イオン化カプセル」を開発したと発表した。この成果を今秋発売のスキンケアブランドに展開する予定。

これまで、製剤の浸透性を高める技術として「生体親和性」に着目し、リン脂質を用いたカプセル化技術や、浸透促進成分を配合するなど、さまざまなアプローチで研究をしてきた。

今回、新たに肌とスキンケア製剤との「電気的親和性」に着目することで、従来にない肌への高い吸着性をもつ新規浸透製剤「イオン化カプセル」を開発。このカプセルは、生体細胞の構成成分でもあるリン脂質をベースに、細胞間脂質構成成分であるコレステロール、そして、プラスに帯電しているカチオン性成分を用いることで、マイナスに帯電している肌表面へ電気的に素早く吸着し、角層の深くにまで効率的に潤いを浸透させることができるとしている。

参考リンク
株式会社コーセー

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