NECとFiNC 新たなウェルネス・ソリューションを共同開発

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2018.06.7

編集部

株式会社FiNC(東京都千代田区)は、日本電気株式会社と共同でNECの先端IoT技術とFiNCの法人向けウェルネスサービス「FiNC for BUSINESS」を組み合わせた新たなウェルネス・ソリューションの開発を行うと発表した。

2019年の提供開始に向けて、2018年10月からNEC社内で実証実験を実施する。共同開発は、2017年4月から開始した両社のヘルスケア領域における協業の一環。

同ソリューションは、靴やインソールに搭載したIMU(Inertial Measurement Unit:慣性センサー)、通信モジュール、電源等を内蔵したウェアラブルセンサーで人の歩行データを取得し、これらのデータから歩行状態(歩幅や歩行速度など)を高精度に推定する。

この推定結果とFiNCアプリで蓄積したライフログデータを分析し、両社の知見に基づいて、パーソナライズされた快適なソリューションの提供を行う。

日常生活において、健康寿命を延伸するために健康を意識した生活を送ることが重要だが、健康を意識した行動を常に取ることは困難だ。

また従来、人の歩行状態を把握するには、歩行シーンの映像の活用やウェアラブルセンサーを直接身体に装着する必要があり、場所や利便性、費用面で課題となっていた。

今回、NECが開発する技術では、ウェアラブルセンサーを小型・軽量化し、靴やインソールに内蔵することが可能となる。これにより、日常の歩行データを場所や時間にとらわれず、かつ、センサーの装着を意識することなく収集することができ、個人の健康状態に合わせたより高度な健康アドバイスを行うことができる。

参考リンク
株式会社FiNC

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