『フラーレン』の新たな美肌効果を発表

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2015.04.1

編集部

mainフラーレン化粧品原料を製造販売するビタミンC60バイオリサーチ株式会社(東京都中央区)は県立広島大学生命環境学部生命科学科 斉藤靖和准教授との共同研究により、日常生活における紫外線暴露状況に近い間欠的(繰り返し)紫外線照射により引き起こされるヒト皮膚表皮細胞に対して、フラーレンが繰り返し紫外線照射を行った場合のヒト皮膚表皮細胞傷害に対する優れた防御効果を発揮することを新たに発見した事を発表した。同研究結果は、先月末に兵庫県で開催された「日本薬学会第135年会」で発表された。

同社は、肌トラブルの原因の一つに活性酸素・フリーラジカルの関与が指摘されている。活性酸素やフリーラジカルは、皮膚の上では紫外線や酸化ストレスによってその産生が促進されることが分かっている。活性酸素・フリーラジカル消去作用を持つフラーレンは、これまでの研究で紫外線による角層バリアの機能低下に対して予防・改善効果があることが示されていた。今回の研究では、酸化ストレスによって引き起こされる角層のバリア機能低下に対するフラーレンの予防・改善効果を調べた。結果として、フラーレンはヒト表皮モデル及びヒト皮膚での水分蒸散を抑え、 角化肥厚膜の成熟化を促進 する事が判明。

参考リンク
C60バイオリサーチ株式会社

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