世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

ライオンなど6社、ヘルスケア意識した「未来のオフィス」づくりへ

ライオン株式会社(東京都墨田区)ほか5社は30日、ダイキン工業株式会社が発表した協創プラットフォーム『CRESNECT(クレスネクト)』の第1弾プロジェクトとして、「未来のオフィス空間」づくりを目指した取り組みを共同で企画・実証していくことで合意したと発表した。

今年度中に、各社が保有する最新テクノロジーやデータ、ノウハウを融合しAI(人工知能)やIoTを駆使することで、生産性や創造性が高まり、快適で健康に働けるオフィスを実際に体感できるワークスペースの開設を目指す。

ライオンは、同社の技術、ソリューションを活用して、口腔内のセンシングによる健康チェック、メンタルヘルスケアを意識した空間創りなどを通じて、オフィスワーカーのヘルスケア、エチケットリテラシー向上に貢献する新たな製品・サービスを開発する。

検証する空間コンテンツの例としては、例えば、在室者の行動を見える化することで、オフィスワーカーの業務を健康面からも支援。着座している時間や移動距離、ストレス度や集中度などを計測して分析することで、それぞれに適したタイミングでのリフレッシュタイムや仮眠の推奨、精神状態に合わせた業務の提案を行い、健康的に働き続けられるオフィス空間サービスの開発を行う。

今回のプロジェクトでは、東京都心部のオフィスビルに、「より効率的に働けるオフィス空間」などをテーマに、複数の空間コンテンツを導入したワークスペースの開設を目指している。空調・照明・音響・香り・家具などの設備環境だけでなく、さまざまなオフィスシーンに合わせてデザインした空間を設け、そこで働く人々の快適性、生産性、健康などに関わるデータを収集しながら、コンテンツの効果検証や新たなコンテンツ創造を行う。

ライオンのほか、株式会社オカムラ、ソフトバンク株式会社、ダイキン工業、東京海上日動火災保険株式会社、三井物産株式会社が今回のプロジェクトに参画している。

『CRESNECT』は、空調機から得られるさまざまなデータや、各パートナー企業が持つデータやノウハウを蓄積し、活用しながら、空間にまつわる新たな価値やサービスを創出していくための協創型プラットフォーム。まずは喫緊の課題である「働き方改革」をテーマとし、理想のオフィス空間づくりに取り組むことで計画を進めている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP