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甘いお菓子の誘惑に「早歩き」で対抗

ダイエット中のチョコレートの誘惑も15分歩くと撃退できるという論文が3月11日、「PLOS ONE」に掲載された。

ストレスを受けている時に甘いお菓子が欲しくなるという衝動は、男性の半数以上、女性のほぼ全員でみられることは従来の研究で認められている。今回の研究では、3日間の「チョコレート断ち」をした過体重(BMI25-30未満)の47人を対象に、トレッドミルを使って15分間の早歩きをするグループと、静かに座っているグループに分け、ストループ・カラーワード・テストを用いてストレスを与えた。その後、甘いものを食べたいという衝動の度合いを、The State Food Craving Questionnaireを用いて測った。その結果、15分間の早歩きをしたグループでは衝動が顕著に減少していた。

早歩き(brisk walk)の速度は個々で定めたもので、特に規定はなかった。ストレスがたまったなと感じたら、散歩より少し早い速度で歩くというのは、心にも体にも良い効果がありそうだ。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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