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ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

軽度から中等度のニキビ治療における新技術Photopneumatic Technologyを紹介した記事が6月16日、「Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology」オンラインに掲載された。

尋常性ざ瘡(ニキビ)は、最も一般的な皮膚疾患のひとつであるにもかかわらず、依然として治療が困難である。治療の決定には、病変の位置と種類、肌の色調、遺伝学、および環境要因が単独で、または複合で影響する。また、局所治療と経口治療の組み合わせて病変数を減らすことも報告されている。ただし、これらの薬剤は効果が出るまでに時間がかかり、副作用も珍しくない。長期にわたることが多いニキビ治療は、多くの患者にとって費用がかかりすぎたり、負担が大きくなったりするため、治療アドヒアランスに影響を及ぼし、患者の転帰に悪影響を与える。このため、副作用を軽減し、迅速な結果を提供し、治療遵守を促進する非侵襲性座瘡治療への関心が高まっている。

今回の研究対象となったTheraClearX® X Acneシステムは、広帯域パルス光と真空吸引技術を組み合わせたもので、これら2つの治療法の組み合わせは、うっ血した毛包を機械的に除去し、クチバクテリウム アクネスやその他のアクネ原性細菌によって生成される内因性ポルフィリンを標的としている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

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