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米エスティローダー2018年度売上高136億ドル達成

米化粧品大手のエスティローダーは、6月30日に終了した2018年度の決算をこのほど、発表した。年間売上高は前年度比16%増の136億8300万ドル、営業利益は同比21%増の20億5200万ドルを達成した。 純利益はリストラなど経費が膨らみ前年度より11%減少して11億1700万ドル。希薄化後1株当たりの純利益は12%減の2.95ドルとなった。全ての主要製品カテゴリーおよび各地域で売上高の堅調な伸びを記録しており、特にスキンケアの年間売上高は前年比24%増の55億9500万ドルと貢献した。

旗艦の「エスティローダー」ブランドは世界的な売上高を記録したと報告。高級スキンケアブランドの「ドゥ・ラ・メール」は売上高10億ドルを上回り、同社のポートフォリオにおいて、「クリニーク」、「 M・A・C 」に続き4番目のブランドに成長した。

地域別での売上高をみると、アメリカ市場は同比4%増の50億1500万ドル、欧州・中東・アフリカ市場は同比21%増の56億3400万ドル、アジア太平洋市場は同比29%増の30億4200万ドルだった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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