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英蘭系ユニリーバ、2020年第1四半期売上横ばい

英蘭系ユニリーバは、23日、2020年第1四半期の業績を発表した。販売量は前年同期比0.2%増加したが、価格は前年同期比0.2%減少したため総売上高は124億ユーロと横ばいだった。ビューティー&パーソナルケア部門の売上高は0.3%増の53億ユーロ、ホームケア部門の売上高は2.4%増の27億ユーロ、食品&リフレッシュメント部門の売上高は1.7%減の44億ユーロだった。成長基盤となる先進国市場では売上高は2.8%増加し、新興国市場では1.8%減少した。

新型コロナウイルスのパンデミックにより東南アジア市場が混迷する中、ラテンアメリカは4.9%成長した。北米とヨーロッパは食品事業部門の減少にもかかわらず、家庭用消費財の備蓄で需要は伸びた。 ホームケアの家庭用および衛生用ブランドの売上高は二桁の成長を記録した。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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