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ロレアル傘下CERAVE、LA ROCHE-POSAY、米国でメラノーマ研究を支援

仏ロレアルは、グループ傘下のスキンシューティカルズ(SkinCeuticals)、 セラヴィ(CeraVe)、ラロッシュポゼ(La Roche-Posay)3社が、黒色腫研究団体メラノーマリサーチアライアンスと米国で3年間のパーソナーシップを契約したとこのほど、発表した。 米国での黒色腫の認知度を高め、 黒色腫の検出と治療を改善するために共同で研究を推進する方針。

黒色腫は米国で5番目に多いがんであり、若年成人、特に若い女性に最もよく見られるがんの1つになっている。進行性黒色腫の治療は過去10年間で大幅に改善されたが、黒色腫は依然としてすべての皮膚がんの中で最も致命的な疾病になる。 ただし、早期に発見された場合は治癒性が高く、早期発見の取り組みが重要視される。

今回のパートナーシップの一環として、 皮膚科診療内の人工知能(AI)を使用してメラノーマ検出を改善する方法を研究しているスタンフォード大学医学部の研究チームに、ロレアル皮膚美容ブランド-MRAチーム科学賞を授与した。臨床段階でAIを利用してメラノーマの早期発見を改善する可能性のある研究をサポートしていく。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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