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英ユニリーバ、ENOUGHと提携して植物ベースのタンパク質イノベーション強化

食品・日用品大手の英ユニリーバは、 イギリス食品技術ベンチャーENOUGH(旧3F BIO)と提携して植物ベースのタンパク質のイノベーションを強化すると、このほど発表した。 ENOUGHは、小麦やトウモロコシなどの再生可能な原料から独自のゼロウェイスト発酵プロセスを使用して、高品質のタンパク質成分ABUNDA®マイコプロテインの開発に成功しており、ユニリーバは、この新しい植物ベースの肉製品を市場に投入する計画を立てている。

同社は、数年前から植物ベースの肉および乳製品の代替事業を拡大。 2018年にオランダのThe Vegetarian Butcher(ベジタリアンブッチャー)を買収して以来、植物ベースの肉ブランドの販売を欧州、アメリカ、中東、アジア諸国などの45か国以上で展開している。

今回のENOUGHとの提携で、ユニリーバは戦略的焦点の実現をサポートし、2025年から2027年までに植物ベースの肉や乳製品の代替品の年間10億ユーロのグローバル売上目標達成を目指す。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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