ポーラ・オルビスHD 2021年1月~6月の純利益673%増

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2021.08.10

編集部

株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(東京都中央区/代表取締役社長:鈴木郷史)は7月30日、2021年12月期第2四半期決算短信を発表し、2021年1月1日~2021年6月30日の連結業績で、純利益が前年同期比673%増となったことを明らかにした。

この要因として同社は、消費マインドの低下は余儀なくされたが、ECをはじめとする通販事業は引き続き堅調に推移したことや、コロナ新規感染が収束に向かう中国市場での、経済活動が本格的に再開されて以降の個人消費(小売売上高)が前年水準を上回る状況が続いていることをあげている。

その結果、当第2四半期連結累計期間のの売上高は、基幹ブランドであるPOLAブランドの海外事業が全体を牽引し、前年同期比6.3%増の89,055百万円となった。

また、営業利益は原価率の改善に伴う売上総利益の増加により、前年同期比54.7%増の9,095百万円、経常利益は円安に伴う為替差益の計上により、前年同期比130.6%増の10,477百万円となった。

以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比673.3%増の7,086百万円となった。

こうした状況下、同社は今年から新中期経営計画(2021年~2023年)を開始している。その重点施策は、「国内ダイレクトセリングの進化」「海外事業の利益ある成長」「育成ブランドの利益貢献」「経営基盤の強化」「新ブランド、“美”に関する領域拡張」であり、現在取組みを進めている。

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