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米パーソナライズ・ヘアケアFunction of Beauty、パーソナライズ・スキンケアAtolla買収

アメリカでパーソナライズ可能なヘアケア製品販売のリーディング会社Function of Beauty(ファンクション・オブ・ビューティー)は、4日、パーソナライズ可能なスキンケア会社 Atollaを買収したと発表した。買収額など詳細については明らかにされていない。

2015年創業のファンクション・オブ・ビューティーは、昨年、ボディーケア製品へ進出し、今年になってスキンケア製品の提供を開始していた。今回、特許取得済みの在宅スキンケアテストとデータを備えたスキンケア開発会社 Atollaを買収することで、データサイエンスを強化してスキンケア部門のポートフォリオを補充する。

欧米でここ数年、個人のニーズに合わせてパーソナライズできるパーソナルケアへの人気が高くなってきており、大手化粧品会社およびベンチャー企業の製品開発が激化してきている。両社は、クレンザー、セーラム、モイスチャライザーの3つのスキンケアルーチンを展開しており、新しく改良されたカスタムスキンケア製品を2022年第1四半期に発売する計画を立てている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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