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同じ高カロリー食でも内容次第で体重増加量に差

3つの異なる食事で高カロリー摂取をした結果を比較した研究が8月4日、「Current Opinion in Endocrinology Diabetes and Obesity」オンラインに掲載された。

今回の研究は、21日間、3つの異なる食事で1日あたり5800カロリーを食べた個人のケーススタディとして実施、報告された。3つの異なる食事とは、低炭水化物食、低脂肪食、および超低脂肪の完全菜食だった。21日間の体重増加は、低炭水化物食で1.3kg、低脂肪食で7.1kg、超低脂肪完全菜食で3.7kgだった。

これらの結果から、同じ5800カロリー/日でも食事内容が異なると、同じ体重増加にはつながらないことが分かった。研究者らはさまざまな食品が生理機能にどのように影響するかに重点を置いて、人体がどのように体重を増やすかを解明するために、さらに研究を行う必要があると述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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