株式会社総合企画センター大阪はこのほど、ヘアカラートリートメントの購入・使用実態とニーズについて調査結果を発表した。40～60代の白髪が気になる一般女性621人（うち、トリートメント使用者425人）を対象に実施したもので、今後ヘアカラートリートメントに期待することは、白髪染め効果に加え、利便性や安心・安全性を重視する傾向が見られた。同社は、調査結果について、超高齢社会の日本において、需要拡大が予測される白髪染め・ケア市場で参入企業が相次ぐヘアカラートリートメントの可能性と課題を提示している、とまとめている。

ヘアカラートリートメント使用経験者の8割近い人が、その他の白髪染め・ケアを併用している。併用のきっかけの多くは、美容室で白髪染め・ケアをしたいが時間・費用面で通えないことや、次回その他の方法で白髪染め・ケアするまでの「つなぎ」のため。ヘアカラートリートメントの購入理由として、「トリートメント効果」「髪にやさしい」「イヤな臭いがしない・少ない」などが挙がった。

今後のヘアカラートリートメントの使用意向については、使用経験者の5割以上が今後、または今後も使用したいと回答。そのうち7割以上は、ヘアカラートリートメントをベースにした白髪染め・ケアを望んでいることが判明。また、ヘアカラートリートメントへの期待では、白髪染め効果に加え、利便性や髪・頭皮へのやさしさなど安心・安全性を重視する傾向が見られた。