20代～40代に人気の口紅の色はピンク、50代以上はローズ。フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社（東京都千代田区）は、株式会社クレディセゾンとの共同事業である「レシートで貯める」のアンケートモニターの10代～80代女性3,747名を対象に「口紅（グロス含む）」に関するアンケートを実施、3月11日にその結果を公表した。口紅の購入場所は全世代でドラッグストアがトップで、専門店で購入する人の割合は低かった。
同社の調査結果によると、毎日口紅を塗る人は年齢が上がるにつれ上昇し、20代以下では9.6％、30代では13.3％、40代では20.5％、50代では23.9％、60代以上では27.6％だった（下記グラフ）。人気の色は20代～40代ではピンク、50代以上はローズがトップ。20代以下では2人に1人がピンク系と回答した。
口紅（グロス）の使用頻度（ｎ=3,747）
口紅の購入場所は全世代でドラッグストアがトップ。 ただし、世代別に見ていくと、20代以下では68.4％、30代では58.2％、40代では51.7％、50代では49.9％、60代以上では48.9％と年齢が上がるに連れ、ドラッグストアでの購入率が下がる傾向が見られた。 百貨店での購入率でも同様の傾向が見られた。 また通信販売（カタログ・インターネット）は、40代で33.7％、50代で36.4％と他世代より高い支持率が見られた。 一方、化粧品専門店で購入するという回答は全世代で10％台と低い。
口紅を購入時にテスターなどで試すのかを確認したところ、どの世代も40.0％以上の人が「店頭にあるテスターで試す」と回答した。しかし、「試さない」という回答も全世代で30％以上おり、女性の3人に1人は実際に試さずに口紅を購入していることがわかった。口紅を選ぶ際の具体的な理由では、色に関するコメントが多く、 保湿や使用感といった機能を重視する声も目立った。
