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米国でスナック食品の需要が拡大予測

アメリカでは、健康志向のスナックが進化している。日本では青汁の材料として知られている緑黄色野菜ケールだが、アメリカでは乾燥させてケールチップスとして食べるのが人気となっている。ナッツ類ではアーモンドがスナックとして再発見され、バーベキュー味、塩チョコレート味やメキシコ料理のエッセンスが加わったライムチリ風味などと変革している。

食品・飲料市場調査研究を実施している米リサーチ会社NPDグループは、8月25日付けブログで、米国の消費者のスナック需要は増加しており今後5年間で約5%の成長が期待されると発表した。2018年にはスナックの売上高は860億ドルに達すると予測。調査によると、米消費者は間食としてスナックを食べるほか、食事の時にもスナックを摂取する傾向が上がっている。ヨーグルトや新鮮なフルーツを副食として摂取する消費者が増えているという。

新世紀世代(24—37歳)、ジェネレーションX(38−48歳)、ジェネレーションZ(0-23歳)の健康への関心度の高まりが、このカテゴリーの成長を牽引していると分析している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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