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英国の£1ショップでメイクアップラインの販売強化

英国で1ポンドショップを多店舗展開している Poundland(ポンドランド)は、“メイクアップギャラリー”と題して、最新トレンドを取入れたカラーコスメラインを補充して化粧品販売を強化すると10月17日、発表した。同社は豊富な肌のトーンや活気に満ちたアイメイクアップと口紅の色を開発、各商品1ポンド(約170円)で販売していく。

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今回は、UVA/UVBフィルター含用ファンデーション、クイックドライマニキュア、シアーリップグロス、ビタミンEパウダーなども新製品ラインとして加わる。11月末までに全英で展開しているポンドランド480店舗で取り扱われる計画。

最近、イギリスでは低価格な化粧品市場が活発化している。ドラッグ量販店のスーパードラッグは3ポンド前後の価格設定で市場開拓する中、大手ドラッグチェーンのブーツは10代の利用者をターゲットに「17(セブンティーン)」ブランドを市場投入した。セブンティーンの価格は5ドル前後。さらにイギリス大手スーパーも自社ブランドラインの開発を強化しており、低価格帯の化粧品販売の争奪戦がさらに激しくなるようだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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