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米国でヘアケア製品のマッチングサイトがビジネス化

アメリカでヘアケア製品のショッピングサイト運営会社のHairLibrary.com(ニューヨーク州)は、消費者の髪の色やテクスチャにマッチングするヘアケア製品を紹介するプラットフォームを立ち上げ、利用者へのサービスを開始したと1月5日、発表した。

Screen Shot 2015-01-08 at 13.11.34同社は、特許申請中の検索技術を採用して、1000種類を超えるヘアケア製品の中から、利用者の髪質に最適な製品を導きだすという。愛好家、スタイリスト、美容ブロガー、ヘアケアメーカーも同社のEコマース(電子商取引)のコミュニティに参加しており、ユーザーは製品レビューやヘアスタイルに関するアドバイス、チュートリアルなどの情報を参考にすることが可能。さらに、ユーザーは会員登録すると、自分のライブラリーを構築して買い物履歴のほか写真のアップへとソーシャルメディアに活用できる。

多民族社会の米国では、さまざまな髪質や髪色が存在するので、同社のパーソナライズした付加価値サービスの提供は注目されている。コンシューマー産業においても消費者へのよりパーソナライズしたサービスの提供は今後、一層成長するような気配だ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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