たかの友梨BC、労使問題全面解決へ。ユニオンと共同声明発表

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2015.02.19

編集部

19日、たかの友梨ビューティークリニックを運営する株式会社不二ビューティー(高野友梨社長)と、労働組合団体であるエステ・ユニオン(三浦かおり共同代表)は、昨年12月に既に和解が成立している労働問題に対して、あらためて全面的な解決が行われたことを共同声明をもって明らかにした。

本紙のこれまでの取材によると、当初は突然に労使交渉を求められた不二ビューティー側が驚き、かたくなな対応をとってしまったことが問題を拡大する原因であったとみえる。実際に当時のユニオン側は、初期に応対した同社法務顧問の対応に不信感をあらわにしていた。しかしその後、粘り強く交渉を求めたユニオンに徐々に理解を示し、トップダウンで問題解決の陣頭指揮をとった高野社長の存在感に、ユニオン側も次第にその手腕を評価し具体的な交渉が進展、和解へと至っていた。

今回の発表は、既にこの問題は解決されているものの「働きやすい職場環境づくり」で同社とユニオンが合意していた、具体的な取り組みとして「ママ・パパ安心労働協約」が締結したことを発表したものだ。

美容経済新聞社のインタビューに対し、エステ・ユニオン青木氏は「原告の組合員二人が納得するかたちで、早期に解決することができてよかった。」と、結果として交渉がスムーズに運ぶと同時に、円満な解決であったことを明らかにした。

また、同時に「今後、同社の従業員にとって、より働きやすい職場環境が実現するよう、労使双方で努力していきたい。」とも言い、これからも同社の良好な職場環境の実現に協力することも示した。

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