世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

イリドイド含有植物におけるAGEの抑制・分解作用を確認

logoモリンダ ワールドワイド インク(米国ユタ州)はこのほど、同志社大学大学院 生命医科学研究科との共同研究を経て、5月末に福岡で開催された第15回日本抗加齢医学会総会において、イリドイドを含む植物のエキスがAGE(終末糖化産物)の生成抑制作用と分解作用の両方をもち合わせる素材であるとの研究結果を発表した。

たんぱく質と糖が結合するとAGEが生成されるため、モデルたんぱく質3種類にそれぞれグルコースを添加して、加熱・糖化させることで生成した蛍光性AGEを指標とし、イリドイド含有植物のエキスを加えて同様に反応させたものとを比較した。

img_62502_1各被検体のAGE生成抑制率は、ノニ種子エキスがどのモデルに対しても最も強い作用を示し、その他の被検体にも作用はあるものの、モデルによって作用強度が異なる結果となった。

各被検体のAGE分解率は、サンシュユ果汁エキス29.8%、オリーブ葉エキス26.5%、ノニ種子エキス18.2%の結果となった。これらの実験結果は、イリドイド含有植物のエキスはAGEの生成を抑制するだけでなく、分解作用も併せもつ素材であることを示唆するものとなった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP