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帝人、着られる化粧品開発、繊維にリンゴ酸成分を配合

着られる化粧品(試作品)帝人株式会社(大阪府大阪市中央区)は、繊維に美容成分のリンゴ酸を浸透した“着る化粧品”(写真)を開発。来年3月メドに自社通販サイトなどで販売を始める。国内初の薬事法に基づく化粧繊維品として実用化した。

同社は、ポリエステル繊維を改質して繊維表面を弱酸性に保つ独自技術を応用して、柔軟化粧水などに配合されている成分「リンゴ酸」を繊維に含浸させて配合。同時に、肌から出る水分に反応して繊維から美容成分が出る仕組みも持たせるなど、3年をかけて実用化した。
これにより「肌を弱酸性に保ちやすくなり、肌に透明感を与える効果が発揮できる」という。

30~40歳代の女性をターゲットに1500円から4000円前後で小売販売するほか、素材をアパレルメーカーに売り込む計画。
帝人の“着る化粧品”の開発をトリガーにして、今後、繊維やアパレルメーカーが化粧品分野に新規参入する動きが一段と鮮明になりそうだ。

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