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アメリカでジカウイルス感染危険エリアリスト公表

米オーガニック消費者向け製品の大手メーカー・フィットオーガニック社は、蚊の繁殖期に向けて全米でジカウイルス感染の危険エリアのトップ10をこの程、発表した。ダラス・フォートワースが第1位で、ヒューストン、サンアントニアなどテキサス州の4つの都市が含まれている。

同社は米疾病管理予防センター(CDC)からの情報に基づいてリストを作成した。 CDCは、ジカウイルスの主なキャリアとされるネッタイシマ蚊やヒトスジシマカ蚊の分布マップを最近、公表しており、このデータと蚊よけ対策への消費者の対応などフィットオーガニック社の独自の市場データを加えてランク付けした。危険エリアのトップ10リストのほか、対策法を紹介している。詳細は次の通り。

【ジカウイルス感染の危険エリアのトップ10】
1.ダラス・フォートワース、テキサス州
2.マイアミ 、フロリダ州
3.オースティン、テキサス州
4.ロサンゼルス、カリフォルニア州
5.ワシントンDC
6.ヒューストン、テキサス州
7.オーランド、フロリダ州
8.シンシナティ、オハイオ州
9.サンアントニオ、テキサス州
10.フェニックス、アリゾナ州

【心掛けたい対策法】
・外出時は蚊よけを塗布しよう。蚊の給餌時間である夜明けと夕暮れには特に注意しよう。
・蚊よけの効果を有効にするために日焼け止め剤は蚊よけの前に適用しましょう。
・蚊の繁殖を阻止するため、家の周辺から水たまりを削除しましょう。
・ハーブは自然な蚊よけ剤です。アウトドアでBBQなど料理する際はローズマリーやラベンダーを使用しましょう。
・蚊は暗い色を好むので、白または淡い色の衣服を着用しましょう。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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