世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

SCIENCE

ヒハツエキス

概要

東南アジアに分布しているコショウ科のつる性植物ヒハツから抽出されたエキス。ヒハツの果穂は多肉質の円筒状で、別名ナガコショウやロングペッパーともいわれる。インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」では緩やかに身体を温める薬草として、また中国では伝統医学として古くから重宝されてきた。またインドでは乾燥物をカレーなどの香辛料として利用されている。日本でも長い歴史があり、奈良の正倉院には唐から送られた貴重なハーブとして現存。沖縄では近縁種のヒハツモドキを「ヒハチ」と呼び、琉球料理の薬味として使われている。

美容へのアプローチ

古くから冷え性を改善する作用が知られてきたヒハツ。近年ではむくみ感の改善や肩こり・頭痛をやわらげる効果、収縮した血管を広げて血流をさらに促進する血管拡張作用なども確認されている。ヒハツに含まれる辛味成分ピペリンには抗酸化作用があり、体内に蓄積した脂肪を燃えやすくしてくれる作用もあるため、エイジングケアやダイエットをサポートしてくれるというメリットも。また身体の血流だけでなく頭皮の血流も促してくれるため、毛母細胞に栄養素が行き渡り、薄毛や抜け毛の改善などヘアケアにもうれしい効果をもたらしてくれる。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP