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「太眉ブーム」は収束?東京を歩く女性のリアルなヘアメーク事情

資生堂ビューティークリエーションセンターでは、未来のトレンドを予測する「ビューティートレンド研究」を行っており、その一環として、東京(銀座・渋谷・原宿)、ニューヨーク、パリの3都市でメーキャップとヘアスタイルの街頭調査を年に2回(春夏季と秋冬季)実施している。

資生堂2016春夏街頭調査2016年4月下旬~5月初旬に、20~30代の女性300名を対象として東京で実施した街頭調査の結果から、ビューティートレンド研究チームのヘア&メーキャップアーティストが長年見続けてきた経験・感覚・感性で考察した「東京の街を歩く女性たちのヘア&メークトレンド傾向」を解説した。

まず、数年前から「ナチュ太眉」といわれる、ふわっとした太く短めな眉や、丸みのある眉、カラーマスカラで明るく演出した眉など、様々に形を変えながら太眉ブームが続いてきたが、先シーズン(2015年秋冬)の調査から太眉は徐々に減少傾向が見受けられるそうだ。

眉は自然な太さへと移行し、パウダータイプのアイブローでふんわりと描いた眉などが見られ、ここしばらく続いた太眉ブームは収束傾向にあるといえる。

しかしながら、急に細眉になってしまうわけではなく、自然な太さを保ちながら徐々に変化していくと考えられる。

その一方で、2011年の東日本大震災を機に、ナチュラル志向が高まり、”薄盛り”傾向へと変化していたアイメークに、昨年の初秋頃から徐々に、カーキやボルドー、ネイビーなどのマスカラやライナーなど、カラーアイテムが戻ってきた。

また、2012年秋頃から赤リップをはじめとした鮮やかな色のブライトリップが人気だが、最近では、ピンク、ローズなどのバリエーションが見られはじめ、このリップの色を楽しむ傾向は、もう少し続いていくと考えられる。

ヘアトレンドについては、ロングヘアが主流の時代が長く続いている一方、今季は雑誌で話題となっている”タンバルモリヘア”(韓国語で”おかっぱ”の意)といった”外ハネのミディアムヘア”も増加しているほか、ヘアアレンジはシンプルな傾向になっている。

より詳しい情報や、最新トレンドを取り入れるコツなどはサイトで公開中だ。

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